核・ミサイル開発をめぐりアメリカと北朝鮮の間で威嚇の応酬が続くなか、北朝鮮は12日、「アメリカ本土を目標に発射待機状態に入っている」などとアメリカをさらに挑発しました。

 北朝鮮の政府機関紙「民主朝鮮」は12日、「我々に手出ししないのが上策だ」と題する論評を発表しました。論評は北朝鮮が先月行ったICBM=大陸間弾道ミサイルの発射実験に言及したうえで、
「すでに我々の軍はアメリカ本土を目標の中にとらえて発射待機状態に入っており、最後の攻撃命令を待っている」などと警告しました。

 北朝鮮は9日、“グアムの周辺に向けて弾道ミサイルを発射する作戦を検討している”と発表していました。今回の論評では、さらにアメリカ本土への攻撃も示唆するなど、
北朝鮮による挑発は緩まる気配を見せていません。(13日00:34)https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170813-00000000-jnn-int