中国の四川省の迅社川で溺死した男性を引き上げ商売しようとした漁師が問題になっている。

最愛の息子を失い号泣している親は息子の体を確認したいと要求。
漁師はその息子の遺体を引き上げるも1万8000元(約30万円)を要求したのだ。

大金を払う術が無かった両親達にたいして漁師達は数日経っても遺体を渡すことは無かった。
父親は最大限に用意できた200元(約3600円)を支払ったが、漁師達は「私達の好意をなんだと思ってるんだ」と拒否した。

更に地域の弁護士は「漁師が要求した金額は言うまでもなく正当。漁師が親を助ける義務はない」と言い、
それを知った市民は激怒した。

幸いなことに、仲裁に乗り出した警察の助けを借りて、親は漁師に5400元(約8万8000円)を支払うことで合意し、
遺体を譲り受け葬儀を行うことができるようになった。

一方、死んだ息子はタクシーの再契約費用、6000元(10万円)を準備出来ずに遺書を残して自殺したことが分かった。

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