8月の内閣改造、目玉は「三原じゅん子厚労大臣」 “女性活躍”の看板で

(中略)
一方、安倍政権は一貫して、“女性活躍推進”を看板政策に掲げている。

そのため、これまでの閣僚人事で、積極的に女性登用を行ってきた。
“うちわ問題”で身を引くはめになった松島みどり元法相しかり、
政治資金のデタラメ収支報告で辞任した小渕優子元経産相しかり……。

自民党所属のある国会議員が言う。

「稲田防衛相も失敗例の一つですが、今度の内閣改造でも女性を登用することに
変わりはないようです。ただ、“看板”を背負ってくれる人材がなかなか見当たらず、
安倍総理は頭を悩ませていた。実は、そこで浮上してきたのが、
抜群の知名度と人気を誇る三原じゅん子参院議員なのです」

本来、入閣適齢期は衆院なら当選5回以上、参院では当選3回以上。
しかし、三原参院議員はまだ、当選2回である。

「普通なら大臣の椅子に座ることはあり得ません。でも、安倍総理は内閣改造の目玉にする腹積もり。
少子化担当大臣が妥当との説もありますが、厚労大臣が有力視されている。
三原さんは子宮頸がんを患った経験から厚労政策をライフワークにし、
今国会でも受動喫煙防止に積極的に取り組んでいた。受動喫煙防止の原理主義的な厚労省案に拘った挙げ句、
法案提出もできなかった塩崎恭久厚労相には不満噴出で、交代は既定路線になっています」(同)

政治週刊新潮
https://www.dailyshincho.jp/article/2017/07310801/?all=1&;page=3