【ソウル時事】朝鮮中央通信によると、北朝鮮外務省報道官は30日、28日の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」発射実験に関する談話を発表し
、「米国が軍事的な冒険や超強硬制裁策動を続けるなら、断固たる正義の行動で応える」と警告した。

 「行動」の内容には言及していないが、さらなるミサイル発射や核実験を念頭に置いているとみられる。

 30日付の朝鮮労働党機関紙・労働新聞(電子版)は論評で、28日の発射実験について、「われわれは米国の侵略の脅威と経済制裁の中で、
ICBMを自力で開発することを決心し、ついに完成させた」と強調。「米国の制裁策動は完全に破綻した」と主張した。

 また、「われわれが米国の心臓部を攻撃できるICBMを開発したことで、トランプ政権は極度の不安感と恐怖感に覆われている」と指摘。「米国が騒げば騒ぐほど、
自衛的国防力を強化しようとするわれわれの意思は強まる」と核・ミサイル開発を正当化した。 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170730-00000038-jij-kr