早くも小沢一郎が民進党幹部と接触か

ただし、このタイミングでの辞任に対して「無責任」だという声が出ているのもまた事実。
記者からの「安倍政権で次々に問題が浮上するなかで、野党第1党の党首が辞めることは、
追及に水を差すと考えなかったか」という質問に、
蓮舫氏は「もちろん考えました。水を差してはいけないし、空白を作ってはいけない。
その部分では国会対策も含めて、しっかりと100%以上の力を注いで仕事をしている。
特別防衛監察の結果を受けた衆参の委員会を開くことも進めています。
ここについては次の代表が決まって執行部ができるまで、100%以上の力をもって引き継ぎたいと思います」と返答した。

「これでもう民進党で次の代表になりたがる政治家はいないでしょう。
遅くとも来年の12月には衆議院選挙がありますが、完敗は免れません。
民進党は後援団体の連合ともギクシャクしているし、それぞれの支援団体ともしっくりいっていない。
都議選では、都議が『都民ファーストの会』に大量に流れたのですが、それを止める雰囲気も力もロジックもありませんでした。
もはや民進党は解党寸前といえるでしょう。2つか3つに割れる可能性すら出てきました」(同)

一説には、小沢一郎が緊急に民進党幹部と会合を持ったという情報もある。
風雲、急を告げる永田町では、代表の屍をよそに、もう次の権力闘争が始まりつつある。