サイバーエージェント<4751>は、7月27日、2017年9月期の第3四半期累計(10〜6月)の連結決算を発表、
売上高2694億円(前年同期比19.7%増)、営業利益208億円(同35.9%減)、経常利益194億円(同39.0%減)、
四半期純利益30億円(同75.5%減)となった。

増収ながら大幅な減益となっているのは、「AbemaTV」などの動画事業を中長期の柱に育てるための先行投資を強化したため。
なお、セグメント別の状況は以下のとおり。

@メディア事業
「AbemaTV」などの動画事業への先行投資により、売上高は188億円(前年同期比16.2%増)、
営業損益は144億円の赤字(前年同期23億円の赤字)となった。

Aゲーム事業
既存タイトルが堅調な中、新たなヒットを創出し、売上高は1039億円(同18.1%増)、営業利益は212億円(同11.7%減)となった。

Bインターネット広告事業
スマートフォン向けのインフィード広告や動画広告の順調な販売などにより、売上高は1524億円(同19.5%増)、
営業利益は141億円(同21.1%増)となった。

C投資育成事業
コーポレートベンチャーキャピタル、サイバーエージェント・ベンチャーズにおけるファンド運営などが属しており、
売上高は17億円(同161.9%増)、営業利益は6億円(前年同期1億円の損失計上)となった。

Dその他事業
シーエー・モバイル、ウエディングパークなどが属しており、売上高は93億円(同34.8%増)、営業利益は12億円(同66.2%増)となった。



【速報】サイバーエージェント、3Qは営業益35%減で着地…
「AbemaTV」など動画事業への先行投資で QonQでは全体、ゲーム事業ともに減収減益に(グラフ追加・追記)
http://gamebiz.jp/?p=189835