中国では今もの凄い勢いで電子マネーが普及しており、WeChat決済やアリババ決済などが国民の間でかなり普及している。

FeliCaやNFCでの決済というわけでなく、QRコードを使った決済となっておりそれを読み取り決済するシステム。
つまりFeliCaやNFC非搭載の機種でもアプリさえ入れていれば対応可能。

■浮浪者の物乞いまでQR決済?
そんな中国では浮浪者までQRコード決済が普及していた。普通の浮浪者の様にカップを持って街中を
うろついている様子は同じだが、そのカップにQRコードが貼られている。それを読み取ると、
お金をあげることが出来るという仕組み。
実際に気軽にお金を上げることが出来ることから、1日に何人もの人がQRコードを読み取りお金を恵んでくれるという。

カップに貼られているQRコードとは別におじさんが所持しているQRコードで読み取ることもできる。
別にどちらで読み取っても同じではある。別途用意している理由は、おじさんのQRコードを読み取る人が
殺到しているためこのように用意しているという。

この浮浪者は「私は身体障害である」と述べているが、朝の11時から深夜2時まで働いており、
1日に70〜80人民元(約1300円)の収入を得ているという。

■様々なものがQRコード決済
上記の物乞い以外にも、結婚式のご祝儀や、賽銭箱までQRコードになっているようだ。
もはや露店ではQRコードが当たり前で、無いお店は客が寄りつかないくらいだという。

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