中国製の格安スマートフォンを充電中に出火する事故が相次ぎ、輸入した東京・文京区の「UPQ(アップ・キュー)」は24日、バッテリーパックのリコール(無償交換)を消費者庁に届け出た。

 リコールの対象となるのは、UPQが2015年12月から2016年10月にかけて国内で販売した中国製格安スマホ「UPQ Phone A01X」のバッテリーパック計6059台。

 消費者庁によると沖縄県内で昨年9月と今年3月、充電中のスマホから出火する火災が相次いだ。
調査の結果、バッテリーパック内のリチウムイオン電池から出火した可能性が浮上したが、電池内部の焼損が激しく、原因の特定には至っていないという。

 これまでに、沖縄県で発生した2件を含む6件の事故が報告されており、同社は24日、「バッテリーをそのまま使い続けると、過熱し焼損するおそれがある」として、製品番号「UPQ-BPA01」の自主回収、交換を発表した。
使用中の人は、ただちに使用を中止し、速やかに連絡して欲しいという。

中国製格安スマホのバッテリーで出火相次ぐ 6000台をリコール
http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/1/21246.html