韓国外交部長官「日本が移転を要求すればするほど少女像は作られていく」

19日で就任1カ月を迎える康京和外交部長官は、文在寅大統領の首脳外交デビュー戦に
密着して随行した。日・米・中・露首脳との会談にすべて同席し、彼らのリアルな肉声を
聞いた康長官は、北核問題を最も深刻な外交安保懸案に挙げた。(抜粋)

−−慰安婦合意検討のためのTF(タスクフォース)を構成する理由は何か。

「合意に『最終的・不可逆的解決』という表現が入ったこともそうだが、人権問題は
被害者中心の解決が基本なのに、合意内容や経過においてそのような部分が忠実では
なかったという感じを受けた。善し悪しを追及しようというのではなく、今後どのように
すべきかを判断してみたい。どのような部分が不足し、どのような機会を逃したのか
きちんと把握したい」

−−TF調査の結果、合意を原状復帰させるべきだとすれば再協議の他に方法がない
のではないか。

「『一方破棄』という過激な話もあるが、それはとても非外交的だ。言葉が出た瞬間、
既成事実化されてしまう部分があり、非常に慎重にならざるをえない」

−−駐韓日本大使館の前に設置された少女像に対する立場は。

「公館を保護しなければならない外交部の国際的義務があるが、少女像に対する
市民社会の熱望に共感して尊重しなければならない。日本が移転を要求すればするほど
少女像はさらに作られる」
http://japanese.joins.com/article/406/231406.html