ガチフェイクでした
監察結果にもそんな事実はなし


「陸自幹部指示で日報データ削除」

南スーダンでのPKO(国連平和維持活動)の日報の公開を巡る問題で、陸上自衛隊幹部の指示が、
日報のデータ削除につながったなどとする監察結果の概要が、FNNの取材でわかった。
防衛省がまとめた概要によると、特別防衛監察の結果、一連の問題は、2016年7月に情報公開請求を受けた際、
PKO派遣部隊の司令部だった中央即応集団の当時の副司令官が、日報を開示対象から外すよう部下に示唆したことがきっかけだと認定した。
そのうえで、2016年10月に行われた公開請求に対しても、陸上幕僚監部の当時の運用支援・情報部長が、部下に対し、
「電子データの適切な管理が必要だ」などと指導したことが、日報のデータ消去につながったとして、いずれも情報公開法に反すると結論づけている。
また、この幹部が、日報の存在を省内に正しく報告しなかったことや、統合幕僚監部の統括官が1カ月にわたり
稲田防衛相への報告を怠ったことで、国会での説明などの対応が不適切になったとしている。
一方、監察結果の概要は、陸上自衛隊トップの岡部陸幕長が2017年2月15日に、
陸自内部に日報の電子データが残っていることを黒江事務次官らに説明した事実が確認されたとするものの、
一部で報道されている稲田防衛相への報告などについては触れていない。

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00364670.html