答は彼女が二重国籍の事実を知りながら「帰化した」と嘘をついたということしかない。
パスポートが失効していることは知っていたかもしれないが、それは一般人ならばれない。
ところがアゴラで指摘され、30年以上たってから台湾代表処に持って行っても、パスポートが失効しているので国籍喪失の手続きはできない。

ここから先は推測だが、蓮舫事務所が台湾代表処に「政治的配慮」を求めたのではないか。
彼女が死ぬまで二重国籍だということが確定すると民進党代表の地位が危ういので、
台湾政府が遡及して国籍喪失を認め、彼女はこの事実を絶対に口外しないという取引をしたのだろう。

しかしこの嘘は、辻褄が合わない。パスポートが1984年に失効していたら2016年に国籍喪失の手続きはできないし、
国籍喪失できたとすれば有効なパスポートをもっていたことになる。
これは絶対絶命の二律背反だが、ただ一つ明らかなことがある:彼女は嘘をついているということだ。