−−現行の国籍法の下でこういうケースが起きた場合、国会議員なり党首に説明責任はあると思うか
「あると思う。ただ戸籍の一部であれ、公表というのは極めて慎重に、できればやられない方がいいと思う」
−−東京都議選後の党の会合で、最前線で引き続き頑張りたい、と代表を続ける意思を示した。それに変化はあったのか
「特段、ないです」
《ここで産経新聞の記者が「三重国籍」疑惑について尋ねた》
−−インタビューなどで「中国籍」「台湾籍」などの発言を繰り返している。三重国籍の疑いについては
「3つ、私が国籍を持っているということですか? ごめんなさい、もうちょっと丁寧に質問してください」
−−台湾籍と中国籍と日本籍を持っているのでは、という疑いがある
「台湾籍と中国籍って一緒に保有できるんですか。質問は丁寧に」
−−それも含めてご回答いただければ
「いえ、ちょっと聞かせてください。質問はもうちょっと丁寧に」
−−ネット上の真偽が不確かな情報について、「ない」ということをお聞きしたい
「それはネットでいわれている真偽不確かなことを、産経新聞さんが今、理由ではなくて私に確認をしているという質問でよろしいですか。はい、あり得ません」
《再び別の社の記者の質問に移った》
−−代表を続けていく意思に変わりはないということか
「今日は、ごめんなさい、戸籍の話でしっかりと説明させてください」
−−ダブルパスポートやトリプルパスポートは世界にざらにある。国籍を離脱していなかったということが問題になる日本社会はどう思うか
「まず、全てにおいて、今日こうして皆さま方にお集まりいただいてしまったのは、私の不確かな記憶、不安定な発言に端を発して、
それをちゃんと裏付ける資料を、センシティブ(敏感)なものも含めてお示しをすることになってしまったのは深く反省をする。本当に申し訳ないと思っている」
「その上で現行法においては、やっぱり二重国籍は選択をする制度になっているので、この法令は今の日本では守るべきものだと思っている。た
だ、その先として、53人に1人、生まれる赤ちゃんの割合でハーフの子供が生まれる。そして実際に総理自身も世界で一番働きやすい国にしたい、
つまり外国の方に来てもらえる、ヒト、モノ、カネ、すべてが国境を越えて多国籍、国際的な社会になろうという時代、なってきている時代において、今の法律が合わないのであれば
、もう少し違った改正をしなければいけないと思うし、特段、多様性を認めたわれわれ民進党としてはその議論の先陣を切りたいと思っている」https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170718-00000588-san-pol