行政がゆがめられた実例とは 朝日・毎日の紙面では“存在しなかった”加戸氏証言
特に朝日新聞と毎日新聞は、閉会中審査に関して大きく紙面を割いたにもかかわらず、
一般記事の中で1行も加戸氏を取り上げなかった。
まるで、自分たちの安倍晋三政権批判の筋書きに合致しない加戸氏の証言は、存在
しなかったかのようである。半ば予想していたことではあったが、あまりの露骨さに恐れ入った。
国会中継を見ていない朝日と毎日の読者は、事実関係が分からないように目をふさがれたも同然である。
インターネット上で常々批判される「報道しない自由」も、ここに極まれりである。
あまつさえ、毎日は第1社会面のトップ記事に「『印象操作』かわす 前川氏追及に淡々と」との
見出しをつけ、こう書いていた。
「発言内容の信ぴょう性を低下させようとする与党側の『印象操作』をかわした格好だ」
自分たちは加戸氏の主張について読者に知らせず、前川氏の言い分だけをクローズアップ
する印象操作を行っておきながら、与党側が印象操作をやったと決め付けている。
ただでさえ「マスゴミ」と呼ばれるようになって久しいマスコミは今後、いよいよ信用を失い、
軽蔑の対象となっていくのだろう。
http://www.sankei.com/politics/news/170718/plt1707180003-n1.html