40代以上では「海にとても親しみを感じる」が多数を占めているのに対し、10?20代では逆に否定的回答が多数に上り、
10代の3人に1人(29.6%)は「海に接していても心地よくない」と答えている―。日本財団が「海の日」を前に13日、
発表したインターネット調査で、若者の海離れをうかがわせる結果が出た。

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調査は今年4〜5月、全国の15?69歳の男女を対象に行われ、1万1600人が回答を寄せた。海との「絆(愛着)」、
「体験」、海が持つ「役割」について計15の質問を設け、「非常によくあてはまる」から「全くあてはまらない」まで5枠の中から回答を求めた。

まず小学校の頃の海体験。海水浴を中心に磯遊び、潮干狩りが上位を占め、最も多くが体験している海水浴を見ると、
40〜50代は90%以上が体験しているのに対し、10代は70%台と低く、小学校の頃に海に遊びに行った回数も40〜60代の過半が
「年間2〜4回程度」以上となっているのに対し、10代の65%、20代の57%は1回程度以下にとどまっている。

海水浴やサーフィン、ダイビングなどを通じ「海に入ることが好きだ」との問いにも、10〜20代では「当てはまらない」とする
否定的回答が40%近くに上り、若者の意外な“海嫌い”の一面を垣間見せている。

http://blogos.com/article/234643/