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アクアポニックスとは、土を使わず水で植物を栽培する水耕栽培と、淡水魚の養殖を組み合わせた循環型農法。

魚を飼育する水槽と植物を水耕栽培するプランターを結合させることにより、魚の排泄物をバクテリアが分解し、
植物がこれを有機肥料として吸収することで水が浄化され、きれいな水が水槽へと戻るという、自然の生態系を
活用した仕組みが特徴だ。

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「Aquapioneers(アクアパイオニアズ)」は、スペインのバルセロナで開発された世界初のオープンソース型
アクアポニックスシステム。

葉野菜やハーブが栽培できる幅70センチ、奥行き30センチ、深さ30センチのプランターと、金魚やグッピーなどの
淡水魚を飼育する50リットルの水槽を組み合わせたもので、消費水量を従来よりも90%軽減しながら、
作物を2倍速く生育させることができる。

設計データや組み立てのマニュアルはオープンソースとして公開され、誰でも無料で自由にダウンロードしたり、改変することが可能。

このデータをもとに、CNCルーターを使って木材からパーツを切断し、つなぎ合わせるだけで、どこでも簡単に設置できるという。

https://techable.jp/archives/60739