燃料電池車は“愚か”な選択…米メディア批判 トヨタら3社の水素ステーション整備受け
http://newsphere.jp/business/20150213-2/

効率性を考えれば、水素は”信じられないくらい愚かな”燃料
『The Car Connection』は、トヨタとホンダは今後、電気自動車から水素燃料電池車へとシフトすると発表して、昨年のヘッドラインを飾り、
特にトヨタは電気自動車会社のテスラとの提携を終了するにいたった、と伝えている。

 しかしながら、そのテスラのCEOイーロン・マスク氏は、水素燃料電池車に非常に批判的だ。同氏は、燃料電池車を「非常に愚か」と酷評している。マスク氏の主な主張は、
水素の取り扱いが非常に難しいのは言うまでもなく(水素は可燃性が高いため)、水素を調達する際に、水から電気分解して水素を取り出す場合は、電気効率として非常に悪いため、と独立系のメディアサイト『ThinkProgress』は報じる。

 さらに、カリフォルニア大学の調査結果を引用して、1マイル辺りに必要な電気量では、バッテリー型の電気自動車が最も少なく、
燃料電池自動車ではその2倍以上も必要だと示している。地球温暖化の問題を考えれば、水素は「信じられないほど愚かな」車の燃料だと、『ThinkProgress』は締めくくっている。