高気圧の暖かい空気に覆われている影響で、7日は北海道で午前中から30度以上の
真夏日となるなど北日本と東日本を中心に気温が上がっています。午後は北海道で
35度以上の猛暑日となると予想され、気象庁は高温注意情報を出して熱中症に
十分注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、7日は西日本では停滞する前線の影響で雨が降っていますが、
北日本と東日本は晴れ、午前中から厳しい暑さとなっています。

特に高気圧の暖かい空気に覆われている北海道で気温が上がっていて、
午前11時半までの最高気温は、いずれも北海道の遠軽町で33度5分、
帯広市で32度9分などと午前中から真夏日になっています。また、群馬県館林市で
32度8分、名古屋市で31度7分、福島市で31度1分、東京の都心で
31度など東日本でも各地で気温が上がっています。

日中の最高気温は、北海道帯広市で35度と猛暑日が予想されているほか、
福島市と名古屋市、埼玉県熊谷市で33度、札幌市と盛岡市で32度などと予想され、
広い範囲で厳しい暑さになる見込みです。

湿った空気の影響で湿度も高く、蒸し暑くなるため、気象庁は、北海道の各地に
高温注意情報を出すとともに北日本と東日本の広い範囲でこまめに水分をとり
冷房を適切に使うなど熱中症に十分注意するよう呼びかけています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170707/k10011048091000.html