千葉市の幕張メッセであったアイドルグループ「欅坂46」の握手会で果物ナイフを所持した
として、銃刀法違反容疑で現行犯逮捕された無職阿部凌平容疑者(24)が、メンバー1人の
名前を挙げ「思い描くイメージが崩れていくのが許せなかった。イメージを守りたくて刺して
殺そうと思った」と供述していることが5日、捜査関係者への取材で分かった。

 千葉西署は同日、会場で発炎筒をたいたとして威力業務妨害の疑いで阿部容疑者を再逮
捕した。署によると「騒ぎを起こしたかった」と容疑を認めており、混乱に乗じてメンバーに近づ
こうとしたとみて捜査。事件計画の経緯などをさらに詳しく調べる。

 再逮捕容疑は6月24日午後7時40分ごろ、握手会中に発炎筒に点火し、イベントを一時
中断させた疑い。

http://www.sanspo.com/geino/news/20170705/akb17070520580001-n1.html