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 東京都議選(定数127)は2日、投開票が行われ、小池百合子知事(64)が率いる地域政党「都民ファーストの会」
(都民F)が公認50候補中49議席を獲得する圧勝で、第1党となった。公明党など小池氏支持勢力で過半数を超える79議席を得た。また、民進党の国会議員5人以上が小池氏支持のため離党する方針を固めたことも判明。
今後、都民Fの国政進出も現実味を帯びてきた。自民党は過去最低だった38議席を下回る23議席の大敗となった。

 当確当確また当確。都内の都民F開票センターのボードには、次々と緑の花が咲き乱れた。紺色のジャケットに身を包んだ小池氏は、大勢判明後の会見で「第1党を確保したことについては、
都民の方々の改革への期待感を感じました」とあいさつ。公認した50候補中49人が当選する圧勝に「感動している」と満面の笑みを浮かべた。勝因については「新しい議会を、という言葉が胸に響いたのでは」と強調した。

 さらに自民党の失態を原因とした追い風については「実感はありました。知事選でもそうでしたが、途中から勢いを感じることはしばしばあること」と手応えをつかんでいたことを告白。
自民に対しては「敗因うんぬんはあちらで考えること」としながら「私は総理に比べて100以上、多く演説しましたから」と、1回しか街頭に立たなかった安倍首相を揶揄(やゆ)することも忘れなかった。