小池知事と都民ファーストでいいのか? 仕切っているのは国民主権否定を公言する極右、安倍政権に全面協力の密約も
https://news.infoseek.co.jp/article/litera_6460/
 安倍首相の暴走を抑止するためにも、自民党の議席が減るのは大歓迎だ。
しかし、そのぶんの議席がそのまま都民ファーストに流れ込むという展開はありなのか。
 そもそも、都民ファーストは自民党に対抗する政党などではなく、その主張や思想はほとんど安倍自民党と大差ない。
(略)
 となると、当然、浮上してくるのが、近い将来、国政で安倍自民党とタッグを組んで、改憲に全面協力する可能性だ。
 それは、思想的な共通性があるということだけではない。
そもそも、小池都知事じたいが安倍自民党と関係が切れているわけではなく、裏でつながっている可能性がきわめて高いのだ。
 自民党都連に対しては厳しい対決姿勢を全面に打ち出している小池都知事だが、実はこの間、安倍自民党の批判をほとんどしていない。
頻発した疑惑や失言にしても、はっきり批判したのは、直接、都議選に関わる稲田朋美防衛相の「自衛隊としてお願い」発言くらい。
加計学園問題などについては、具体的なコメントをほとんど口にしていないのだ。
(略)
 既存政党に対抗するオルタナティブ政党であるかのように装い、地域改革を掲げながら、結局は国政で自民党と一体化する。
まさに、維新の会と同じ悪夢のような展開が繰り広げられようとしているのである。


松尾貴史のちょっと違和感
東京都議選 不気味な喧騒と無節操
http://mainichi.jp/articles/20170702/ddv/010/070/022000c
 「安倍政権の政権運営を評価するか」という朝日新聞による候補者へのアンケートで、
自民党と敵対しているはずの都民ファーストの候補者(計50人)のほとんど(41人)が「無回答」だったのが不思議だ。
他の主要会派の候補者に無回答者は一人もいないので、奇妙な目立ち方だ。
選挙後にどう転ぶかということで今は答えられないタイミングだということだろうか。
そして、「安倍晋三首相が示した2020年までの改憲に賛成か」という問いにも、
「わからない」という選択肢が設けられているにもかかわらず、同じく41人が「無回答」だった。