>>1の続き
東京大学新聞社が毎年新入生を対象に行なっている調査によると、自民党の支持率は近年劇的に上昇している。
今年4月の調査では36%に達し、過去30年で最高を記録した。特に70%前後を占めていた『支持政党なし・わからない』という無党派層の変化が大きい。
2013年以降は10ポイント以上減り、その分自民党支持が増えている。
若者が現政権に肯定的であることについて、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院の西田亮介准教授(社会学、メディア研究)は以下のように分析する。

若者が政治意識を醸成する場は「@家庭A教育Bメディア」に大別できるが、日本では家庭で政治の話をする習慣がなく、教育で生の政治を学ぶ機会がない。
マスメディアはかつては両論併記によって比較的中立的な立場をとっていたが、今は若者への影響力を失っている。
その結果、現実的なメディアリテラシーを持たない若者がインターネットの過激な言説に触れ、批判的に捉えることなく受け入れてしまうという状況が続いている。
自民党が野党に比べてメディア戦略に長けているという点も政権人気を後押しする。

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