昔、家庭がすごく荒れていた時、何処から聞きつけたのかパヨクと宗教が母親に接触してきた。
精神的に不安定になっていた母親はどちらの言うことも藁にもすがる思いで聞き入れ、うちの新聞受けには赤旗と生協新聞が挿さっているというカオスな状態になった。
俺には彼らは手を差し伸べ助けようとしてくれていたわけではなく、それぞれの論理でこの不幸を切り抜けることができるかの実験をしている様に見えた。
それから父親が失踪している状態で、母親も長く家をあける様になり所謂ネグレクト状態になった。
家庭崩壊である。
そしてたまたま遊びにきた親戚によって事態が発覚する。

俺は親戚に引き取られた。

だから俺は父親も母親も許せないし、パヨクも宗教も信用しない。