将棋の藤井聡太四段(14)が26日、史上単独1位となる29連勝をかけた対局に
臨んでいる。

 現在28連勝中の藤井四段は、午前9時45分ごろ、スーツ姿で対局室に現れた。
そして、扇子などを取り出したあと、お茶に一度口をつけ、集中力を高めた。

 29連勝をかけた26日の相手は、去年、新人王を獲得した増田康宏四段(19)。
現役では将棋界に2人しかいない10代のプロ棋士同士の対局は、午前10時に
藤井四段の先手で始まった。

 一方、会場の将棋会館では、藤井四段の「クリアファイル」の再々販売が始まり、
購入するために午前5時から並んだという人もいた。

 注目の勝負メシだが、これまでも麺類を頼むことが多かった藤井四段は、
昼食に「豚キムチうどん」(950円)を注文したという。対局は、持ち時間が1人5時間で、
決着がつくのは26日夜遅くになるとみられている。
http://www.news24.jp/articles/2017/06/26/07365285.html