和田 政宗@wadamasamune
昨日の内閣委。特区法改正案に関連し、小規模保育所の対象年齢が拡大する中、事故防止のため過去の学校事故の分析は十分か質問。
震災での大川小事故で文科省主導の検証委員会の検証が不十分だった点を指摘。なお、委員会を主導したのは当時の文科省前川喜平官房長。ずさんな報告の責任は重大と指摘した


https://www.youtube.com/watch?v=7VJVW5YzhoE#t=4m26s
4:28〜

○ 和田委員
そうした学校事故の原因調査や再発防止という点においては、東日本大震災における宮城県石巻市の大川小学校の事故をしっかり見てみなくてはいけません。
この事故は全校児童108人のうち74人が亡くなりました。地震発生から約50分間、津波が襲ってくる直前まで学校管理下で児童に避難行動を取らせなかったわけですが、
行政によって設置された事故検証委員会の最終報告書が「検証不足」だということで、遺族が訴訟にまで発展をしました。
この大川小学校の事故検証委員会、これ文科省が主導する形で設置されましたけれども、この検証委員会の設置や人選について文科省で指揮を取ったのは誰でしょうか。

(略)

○ 和田委員
与党側なので、そこまで追及するのはどうかというところはあるのですが、これはもう私が野党側の時からやっておりましたので、もうちょっとこれは切り込んでいかなくてはならないのですが、
これ、「遺族を検証委員会に入れなかった」「入れるのは難しかった」という風に判断したのはですね、当時の前川喜平官房長なんですね、これ。
当初からですね、ご遺族の間には事故検証委員会の委員の人選にも疑問が呈されまして、「遺族も参加を」という風に言っていたのを、前川氏は「それは必要ない」と言って「だめだ」 という風に押し切ってるんですね。
で、まぁ「行政を歪めた」というような発言が前川氏は何かしてるようですけれども、この時、前川氏、行政歪めてるんですよ、これ。
ご遺族の中にはですね、当時の前川氏の様子や話を振り返って、「当初からしっかり検証する気もなかった」という風に怒りを述べてる方もいるわけです。
それでも検証がしっかり行われればよかったわけですけれども、事故検証委員会の最終報告書、これ何度も何度も私も読み返しました。
(続く)