「TVアニメ1話はパンチラで視聴者を釣る」は本当か1943作品から検証した。

まず初めに「日本のTVアニメにおいてパンチラが出てくる確率」はどれくらいなのかを調べました。
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2006〜2016年の11年間で、TV地上波放送されたアニメーションは1943作品あり、その中でパンツ表現のあった作品は461作品(23.7%)でした。

傾向としてパンツの見えるアニメはこの10年間で増加傾向を示しています。(2000年後半では全体の20%前後だったのが、2010年前半では30%近くまで上がっています)
4作品見ると1つはパンツ表現があるアニメに遭遇するくらいの確率です。

そのパンツが見えるアニメ461作品において、パンツ表現のあった話数をしらべました。
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461作品中で、1話でパンツ表現があったのは246作品(53.4%)でした。

「1話でパンツ表現が見られた」246タイトルの中で、その後何回(何話)パンツ表現があったかを調査しました。
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「1話でパンツ表現のあったアニメ」は、その後11回(11話分)でパンツ表現が見られる作品が最も多く(41回,16.7%)、これは、そのアニメ1クールほぼ全ての話数でパンツ表現があった事を意味します。
11回、12回みられた作品(つまりは全12話、全13話全てでパンツ表現のあった作品)は50作品(20.4%)になりますね。

逆に「1話ではパンツを見せて」それ以後パンツを見せないアニメ(グラフの0回の所)は246作品中わずか19作品(7.7%)しかありませんでした。
これは11年間でのデータですので、要は、だいたい1年に2作品くらい、1話だけパンツ表現があり、以後全くパンツ表現が出てこないアニメが出現する、といえるのではないでしょうか。

これはかなり少ないものと思われます。

http://prehyou2015.hatenablog.com/entry/pantira1wa