>>334報道ランナーの続き

萱野稔人「(新たに民進党が出してきたメールについて)もし文科省でこのメールが共有されていたとした場合、
これがじゃあ今度は総理や官邸からの圧力の証明になるのかというと必ずしもならない。文科省でこの文書が単に共有されてたと」

萱野稔人「たとえば内閣府から総理がこういう風にやれと、はっきり記録が残っていれば別だが、
これだけではそもそも民進党が主張していることの証明にもなってないところがある。民進党が攻めあぐねてるのは証拠として弱いからでは」

萱野稔人「もともと加計問題は民主党政権の時に構造改革特区の中で積極的に検討しようと1コ格上げし、
省庁の岩盤規制を打ち破ろう、政治主導でやろうといったことが発端。
民進党は何を問題だと思ってるのかを明確にしないまま、こういう形で攻めていても効果的な批判にならない」

萱野稔人「メールを全部調べろというのを前例にすると、こんなの出てきたからこれも調べろというのが常態化してしまう。
逆に省庁の情報管理や危機管理としていいのかという問題が出てくる」