東京都の小池知事は1日、夕方に行われる都民ファーストの会の総決起大会で代表に就任するのを前に、自民党を離党する考えを明らかにした。

小池知事はこれまで進退伺を出し、自民党側に判断をゆだねていたが、1日午後、離党届を提出した。

 これについて、自民党の下村都連会長は、「都民ファーストとは完全な選挙で争う敵になるわけですから、
都民の皆さんにどちらが本当に都政にとって望ましいのかということを政策で正々堂々と訴えていきたいと思います」と述べた。

 また、民進党の蓮舫代表は、「自民党の党籍が残っていることは非常に気がかりでしたので、今回すっきりしたなという印象を覚えます」と述べた。

 一方、自民党は、都議会議員選挙への影響を避けるため当面、離党届を受理せず、選挙後に除名処分にするかなど判断する方針。

http://www.news24.jp/articles/2017/06/01/04363089.html