茶道の魅力伝えて30年 裏千家ソウル出張所が記念展示会

 韓国に茶道の魅力を伝え、両国の文化理解に取り組んでいる
茶道裏千家のソウル出張所が来年で開設30周年を迎える。
同所は開設30周年を記念し、在韓日本大使館公報文化院で
記念展示会(5月25日〜6月2日)を開いている。

 裏千家ソウル出張所は1988年に開所した。
日本の茶道を伝える拠点として、アジアでは初めて開いたという。

 生徒数は約50人。開設当時は韓国人と韓国に在住する
日本人が半々だったが、今や韓国人が3分の2を占めている。
会社員や主婦、韓国茶道を学ぶ学生など多彩だ。
両国関係が悪化しても、韓国人の生徒数が減るなどの影響は
ほとんどなく、草の根の交流を続けている。

 展示会に来場した韓国人の男子学生は
「日本の茶道に興味があって訪れた」として、
「韓服(韓国伝統衣装)を着て点前を披露する姿が斬新だった。
 これこそが両国の文化交流のあり方ではないかと思った」と話す。

 展示会では両国の茶道具や韓国人生徒の陶芸家が焼いた
茶碗などの道具、裏千家ソウル出張所のこれまでの歩みを紹介する
写真などが飾られている。
また、立礼席で来場客に抹茶と菓子を振る舞っている。

  裏千家淡交会ソウル協会幹事長の韓銀実(ハン・ウンシル)さんは
日本の茶道の魅力について「歴史があること」と説明する。
「日本の茶道を学び、韓国の茶道の確立にも寄与できればと思う」と意気込んだ。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/06/01/2017060101019.html