29日午後、28歳の女性が会見を開き、元TBSの政治記者で安倍首相に関する著書で知られるジャーナリストの男性から、性的暴行を受けたと訴えた。
男性は不起訴になっているが、捜査の過程では、一度出た逮捕状の執行が止められていた。

■相手はジャーナリストの山口敬之氏

 詩織さん「レイプがどれだけ恐ろしく、その後の人生に大きな影響を与えるか、伝えなくてはならないと思いました」

 被害を訴えた相手はジャーナリストの山口敬之氏。TBSの記者として、安倍首相が官房副長官や自民党幹事長の時代から取材を行った。
ワシントン支局長を務めて退社した後、安倍首相が表紙の著書「総理」などを出版。安倍首相をよく知るジャーナリストとして、テレビ出演もしていた。

■メールで就職の相談をしたところ―

 詩織さんは学生時代の2013年、山口氏と知人を介して知り合ったという。詩織さんは2015年3月、
メールでワシントン支局長だった山口氏に「支局で働きたい」と就職の相談をしたという。すると、山口氏からは以下のような返事があったという。

 「インターンなら即採用だよ。プロデューサー(有給)でも、詩織ちゃんが本気なら真剣に検討します(2015年3月25日)」「最大の関門はビザだね。TBSで支援することも可能ですので検討してみます。
ところで、ヤボ用で一時帰国することになったんだけど、来週は東京にいますか?(2015年3月28日)」

日テレニュース(動画あり 6分23秒)
http://www.news24.jp/articles/2017/05/30/07362823.html

2に続く