> 公益法人の事業仕分けが進んでいる中、これに関して、宝くじの
> 当選金以外が公益法人に定常的に流れ込んでいる実態が総務省の
> 資料に基づく新聞報道で明らかになった(毎日新聞2010年5月17日)。

> これによれば、2008年度の宝くじの売上げ1兆419億円のうち当選金は
> 4,761億円、45.3%であり、それ以外は収益金4,178億円、
> 経費1,480億円であり、控除率は54.7%となっていた。

> 報道によれば収益金は全額都道府県・政令市にいったん流れるが
> そのうち82億円が全国市町村振興協会などに流れ、さらにそのうち
> 71億円が国所管の公益法人に流れる。経費のうち98億円は自治総合
> センター、183億円は日本宝くじ協会に「委託宣伝費」として流れ、
> さらにそのうち自治総合センターから12億円、日本宝くじ協会から
> 39億円が国所管の公益法人に流れる。再委託、再交付の形で資金が
> 流れる国所管の公益法人は122法人となっている。