28日にインディアナポリス・モータースピードウェイで開催されたインディカー・シリーズ第6戦第101回インディ500。
8度目のインディ500に挑んだ佐藤琢磨が日本人初となるインディ500制覇を成し遂げた。

ポジションをアップしトップ争いに加わろうとしていたアロンソだったが、180周目にエンジントラブルが襲いリタイアに。こ
こまで素晴らしい走りをみせてくれたアロンソに、スタンドからも惜しむリタイアを惜しむ大きな声援が送られる。

 184周目にリスタートが切られるも多重クラッシュが発生し、今日9度目のコーションに。

 デイビソンとオリオール・セルビアが接触しウォールにヒット。その2台を避けたジェームズ・ヒンチクリフとパワーが接触。ジョセフ・ニューガーデンもスピンを喫しイン側にヒット。5台がクラッシュする大きなアクシデントとなったが、幸いにもドライバーは無事のようだ。

 残り11周でリスタート。トップはチルトン、琢磨が2番手、3番手にはジョーンズを交わしたカストロネベスが続く。

 残り7周、ターン3でカストロネベスがチルトンを交わしトップに浮上し、琢磨も続く。残り5周、今度は琢磨がトップに浮上。

 逃げる琢磨、追うカストロネベス。緊迫したトップ争いは、琢磨がトップのまま、ラスト1周のホワイトフラッグが振られる。

 琢磨はそのままトップをキープしチェッカーフラッグ。日本人初のインディ500制覇という偉業を達成した。
21013年以来のインディカー・シリーズ2勝目は、モータースポーツの歴史に名を刻む大きな1勝となった。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170529-00126586-rcg-moto