安倍晋三首相(自民党総裁)の在職日数が27日で第1次政権(366日)を含めて計1980日に達し、歴代5位の小泉純一郎元首相と並ぶ。
戦後の首相では3位の長さとなる。安倍首相が来年の党総裁選で3選すれば、平成33年9月までの在任が可能となり、歴代最長も視野に入る。

 菅義偉官房長官は26日の記者会見で、安倍政権について「何をやったかが大事だ。この政権は改革意欲に富み、この国を前に進めている」と強調した。
小泉氏との政治手法の違いには「小泉氏は抵抗勢力と対峙しながら進めたが、安倍首相は党内に協力勢力をつくり、法案を成立させる手法だ」と説明した。 
自民党の総裁任期は3月の党則改正で「連続3期9年」に延長され、安倍首相の3選出馬が可能となった。
3選して首相を続ければ、在職日数は31年8月に佐藤栄作元首相を抜き、同年11月に桂太郎元首相を上回る。

http://www.sankei.com/smp/politics/news/170526/plt1705260043-s1.html