16日、山菜採りに出かけたまま行方不明になっていた釜石市の88歳の男性が、17日午前、近所の山の崖で、心肺停止の状態で発見され、死亡が確認されました。
死亡したのは、釜石市甲子町の無職、阿部辰雄さん(88歳)です。
警察によりますと、阿部さんは16日午前9時ごろ、自宅近くの山林に1人で山菜採りに出かけましたが、夜になっても帰らず、家族が警察に通報しました。
このため、17日も警察と消防がおよそ30人で捜索していたところ、17日午前11時ごろ、崖の中腹で、木に引っかかった状態の阿部さんを見つけました。
阿部さんは心肺停止の状態で病院に運ばれましたが、まもなく死亡が確認されました。
警察によりますと、現場は急な崖だということで、警察は、阿部さんが誤って崖から落ちたとみて詳しく調べています。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/6043479131.html