フジパン(愛知県名古屋市)は今月1日、新商品「アンパンマンのあんぱん」を発売した。

 同社の人気シリーズで、あんぱんは過去にも商品化したが、今年はNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)で国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏に注目が集まる年。同社は「お子様はもちろん、大人も一緒に笑顔で召し上がっていただける『あんぱん』を目指し、商品化いたしました」とした。

 「アンパンマンのミニクリームパン」などシリーズに今回、「アンパンマンのあんぱん」が加わり、全13品に。牛乳入りのソフトな生地で、なめらかなつぶあん(北海道産小豆100%使用)を包んだ。

 マーケティング部は「発売前からもお問い合わせをいただき、反響にうれしく感じております」とした。

 ドラマは4日、第5話が放送され、風来坊のパン職人・屋村草吉(阿部サダヲ)が焼いた「あんぱん」に主人公・朝田のぶ(永瀬ゆずな)の朝田家が救われる姿が描かれた。この日は偶然にも「あんぱんの日」。視聴者の涙を誘うタイトル回収がインターネット上で話題を集めた。

 【あんぱんの日】1875年(明治8年)4月4日、東京・向島の水戸藩下屋敷を行幸された明治天皇に、初めて酒種桜あんぱんが献上されたことにちなむ記念日(「木村屋総本店」公式サイトから)。


4/4(金) 8:15配信 スポニチアネックス
https://news.yahoo.co.jp/articles/77c21ac07b71fd28acd6bf7d27684d8a99bf548c
画像 フジパン「アンパンマンのあんぱん」(C)やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV
https://news.yahoo.co.jp/articles/77c21ac07b71fd28acd6bf7d27684d8a99bf548c/images/000