“アミーゴ”伊藤利尋アナ、GO!GO!1万歩 フジ“朝の顔”が健康的な“昼の顔”披露
10/6(日) 5:00 スポニチアネックス
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一日1万歩をノルマにしているフジテレビ伊藤アナ(撮影・木村 揚輔)
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【夢中論】今秋からフジテレビの“朝の顔”を務める伊藤利尋アナウンサー(52)の日課は、一日1万歩のウオーキングだ。先月30日、12年半ぶりに「めざましテレビ」にメインキャスターとして復帰。生活リズムはガラリと変わったが、毎日の生放送を乗り切るためにリフレッシュは不可欠だ。仕事を終えて歩いて自宅へと帰る“昼の顔”に迫った。(吉澤 塁)
「めざまし…」の生放送が午前8時に終わり、残りの仕事を片付けてチラリと腕時計を見る。もう正午だ。世の中の会社員にとってはランチタイムの始まりだが、伊藤アナは帰宅の時間。私服に着替えてスマートウオッチの歩数計測機能をオン。東京・台場のフジテレビ本社を出て、自宅まで徒歩で帰る。
ルートは日替わり。この日、向かったのはレインボーブリッジ。遊歩道に出ると、何台もの車やゆりかもめが横を通り過ぎていく。海風を感じながら、自分のペースで歩みを進める。「さすがに何度も見たフジテレビ本社の景色には飽きましたね」。そう言って笑う。
マイルールの「マンホールを踏まずに歩く」を意識していると自然と無心になり、気がつけば1万歩を達成。すると、ふらりとラーメン店ののれんをくぐった。ここも徒歩で帰った時に偶然見つけた店だ。午後1時半、遅めの昼食を取り、自宅へと帰っていった。
「あえて幹線道路ではなく住宅地に入って家を眺めたりして、変化する景色を楽しみます。時に仕事の反省点が頭に浮かんだりしますが、歩くうちに何も考えないようになっていくんです。汗もたくさんかいて気持ちいい。リフレッシュの時間になっています」
当初はダイエット目的だった。きっかけをくれたのは「とくダネ!」で共演していた社会学者の古市憲寿氏(39)。「痩せた方が良いですよ」と、スマートウオッチをプレゼントされた。それから歩くことが習慣に。もう5、6年になる。
始めた頃はやっとの思いで到達した1万歩も、今では苦もなく1時間半ほどで到達する。「ただ、体重はピーク時から3キロほどしか落ちていない。ダイエット効果については疑問もありますね」。話にオチをつけるのも忘れなかった。
インタビュー中も終始笑いが絶えない。「その瞬間にふさわしい言葉を選ぶのがアナウンサーの仕事」というモットーが、自然と場の空気を和ませている。1995年に入社し、間もなく30年。バラエティー、報道、情報とさまざまな経験を重ねてきた。「扱う題材が違うだけで、端的に言うべきことを言うという作業は変わらない」と向き合う姿勢はどの番組も同じだ。そしてこの秋、「めざまし…」に帰ってきた。
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