「人生の教訓」胸に Jリーグ選手奮起 東京ヴェルディ 高齢者からエール きょうホームゲームで会場に掲示:東京新聞
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2024年9月22日 07時19分


交流した高齢者らのエールが書かれた横断幕を見つめる東京ヴェルディの山田裕翔選手(左)と白井亮丞選手=東京ヴェルディの練習場で

 高齢者から人生の教えを拝聴し、選手はそれを糧にさらに頑張る姿を示し、ワクワクしてもらう-。世代を超えてサッカーでつながろうというJリーグの企画「Be supporters!(サポーターになろう)」に各地のJクラブが参加している。16年ぶりのJ1を戦う東京ヴェルディの練習場には、東京都内の福祉施設の高齢者からのエールが記された横断幕が掲げられた。(上條憲也)

 東京ヴェルディでは山田裕翔(ゆうと)選手(23)らプロ1年目の新人選手数人が、4施設に分かれて高齢者たちと先月交流していた。

 練習場に掲げられた横断幕は、高齢者からのメッセージとして書かれた「いつもの努力の日々と、やさしい毎日を過ごしてください」「天運が勝負の世界にも届きますよう応援させてもらいます」などの言葉で埋まった。「敬老の日」に近い22日のJ1鳥栖戦(味の素スタジアム)では、会場の通路に掲示される予定。

 施設で高齢者と交流してきた山田選手は「自分はサッカーしかしてこなかった。ピッチから離れたところでどんな生き方をすればいいかお聞きし、ヒントをいただいた。もっと頑張ろうと思えた」と力にする。

(略)

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