【パリ4日(日本時間5日)=木下淳】柔道の男子100キロ級で5位、混合団体戦では銀メダルを獲得したものの3戦全敗だった斉藤立(22=JESグループ)が、X(旧ツイッター)に「批判も受け入れる。自分の宿命」などとポストした。


 ◆以下全文

 個人、団体ともに悔いしかない試合でした。

 全てが足りない。でもそれも受け入れて苦しくても前へ進むしかない。

 批判も受け入れる。

 それも自分の宿命だと思い四年後必ず借りを返します

 応援、サポートしてくれた方々本当に申し訳ないです。

 このチームで日本を背負って戦えたことは自分の誇りです。



 個人戦は五輪2階級王者や22年の世界選手権覇者を破るなど、準決勝に進んだが、準決勝と3位決定戦で連敗。混合団体戦では、初戦で階級が1つ下のスペイン選手に敗れ、決勝では同じ100キロ超級の金メダリスト、英雄、怪物テディ・リネール(35)に本戦も、ルーレット抽選の末の代表戦も一本負け。1大会5敗を喫した。

 84年ロサンゼルス、88年ソウルの両五輪で最重量級を2連覇した父仁さんとの“親子メダル”は獲得。しかし、試合後の取材エリアでは「自分のメダルではなく、チームメートに助けられたメダル。4年後は自分が引っ張って個人も団体も金」とリベンジを誓っていた。父が初優勝した場所と同じロサンゼルスでの28年大会で、必ず借りを返す。

日刊スポーツ

https://news.yahoo.co.jp/articles/2750842163b03e9ff7819dc4ca60b974638f8a17