単なる“冗談”では済まされない事態になってきている。

8月4日夜11時半ごろ、お笑い芸人・やす子(25)が突如として自身のX(旧Twitter)に「とっても悲しい」と投稿した。そのおよそ20分後には、YouTubeなどで活躍するフワちゃん(30)が謝罪文を投稿したことで、両者の間に起きた“トラブル“に注目が集まっている。

「ことの発端は8月2日に遡ります。やす子さんが自身のXで『やす子オリンピック 生きてるだけで偉いので皆優勝でーす』と投稿。これに対して、フワちゃんが『おまえは偉くないので、死んでくださーい 予選敗退でーす』と絵文字付きで返信したというのです。投稿は削除されていますが、もし本当であれば、全くもって笑えない冗談と言えますね」(スポーツ紙芸能デスク)

実際にネット上では、

〈本当ならもうテレビに出演して欲しくないです〉

〈消したらいいもんじゃないし 謝ればいいもんじゃない〉

など、フワちゃんの投稿に対する批判の声が多く見られる。一方で、一部では擁護する声も上がっているようで、

〈すぐに認めて謝罪することは大事〉

などの声も見られる。やす子もフワちゃんもお互いに名前は出していないため真偽のほどは不明だが、ネットでの大炎上を受け、すでに各メディアも対応に動かざるをえない状況に追い込まれている。

あるキー局関係者は、対応に追われる現状を明かした。

「フワちゃんのレギュラーはテレビとラジオで1本ずつあります。そのうち、6日早朝に生放送されるラジオ『フワちゃんのオールナイトニッポン0』(ニッポン放送)はすでに差し替えが確定的。なんでも騒動を受けてすぐ、マネージャーがニッポン放送に謝罪に訪れたそうです。過去収録の未放送分でやり繰りするのか、代打を用意するのかは不明ですが、フワちゃんが生出演しないことは確定的でしょう。テレビのレギュラーである『行列のできる相談所』(日本テレビ系)も出演見合わせを検討しているといいます」

他にも『サンデージャポン』(TBS系)や『今夜はナゾトレ』(フジテレビ系)などに準レギュラーとして出演しており、各局とも少なからず影響を受ける可能性がある。しかし、局側からは「引き止める局員は少ない」といった声も聞こえてくる。

「もともとフワちゃんは遅刻魔として有名でした。その上で楽屋に置いていた台本を全く読まないで収録に臨むなど、正直、現場としては扱い辛いタレントだった。もちろん、歯に衣着せぬ発言や持ち前の明るさは貴重で、番組としてありがたい存在であることに間違いはありません。ですが、近年は本人もテレビ以外に活動の場を求めていましたし、このままフェードアウトしてしまうようなら、引き止めるテレビマンはごくわずかだと思います」(キー局ディレクター)

‘20年には流行語大賞にも選ばれたこともあるフワちゃん。このままお茶の間から、その姿を決してしまうのだろうか――。

FRIDAYデジタル
https://friday.kodansha.co.jp/article/385479
8/5