任天堂は4月9日、携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」と家庭用ゲーム機「Wii U」のオンラインサービスを終了した。同日午前9時にサービスが終了すると、SNSには終了を惜しむ声と「お疲れ様」「たくさんの思い出をありがとう」など感謝の言葉があふれた。

 ポケモン社が提供する「ポケモンバンク」などの一部例外を除き、ほとんどのニンテンドー3DSソフト/Wii Uソフトで、インターネット通信を利用したオンライン協力プレイやインターネットランキング機能などができなくなった。オフラインでは今後もプレイできる。

 更新データのダウンロードや購入済みソフトの再ダウンロードは今後も行えるが、将来的にこれらのサービスも終了する予定。インターネット通信を使う「いつの間に通信」も終了したが、本体同士のローカル通信である「すれちがい通信」は引き続き利用できる。

 ニンテンドー3DSのオンラインプレイは、2011年2月から約13年、Wii Uは12年11月から約11年の長きにわたり提供されてきた。それだけにSNSでは、「さらば青春」「一つの時代が終わった」など、思い入れを感じさせるコメントも多くみられる。

ITmedia NEWS2024年04月09日 11時23分
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