【ニューヨーク共同】全米の小規模な大学の運動部を統括するNAIAが、出生時の性別と自認する性が異なるトランスジェンダーの選手が女子の競技会へ出場することを禁止する方針を決めたと8日、AP通信が報じた。大学スポーツを統括する団体では初の措置だという。

8月から適用されるNAIAの規定では、女子大会に出場できるのは出生時の性別が女性の選手とホルモン治療を開始していない選手とした。治療をしている選手の活動は練習などに限られる。

AP通信によると、全米の少なくとも24州で、トランスジェンダーの女性が特定の女子の競技会へ参加することを禁止する法律がある。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/320152
2024年4月9日 09時57分 (共同通信)
東京新聞