2024年4月5日 12:00

映画ナタリー編集部

香港映画界で活躍した“和製ドラゴン”こと倉田保昭の代表作「帰って来たドラゴン」が、2Kリマスター完全版となって7月26日より東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次上映されることがわかった。



「帰ってきたドラゴン」2024版ポスタービジュアル
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1974年の本作公開に合わせ、日本に凱旋帰国を果たした倉田。彼は「七福星」でジャッキー・チェン、「フィスト・オブ・レジェンド」でジェット・リー、「レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳」でドニー・イェンと拳を交え、
近年ではチョウ・ユンファ主演の「ラスト・シャンハイ」やジョン・ウー監督作「マンハント」に出演するなど国際的な活動を続けている。

倉田の凱旋帰国から50周年を記念して上映される「帰って来たドラゴン」では、あらゆる犯罪と暴力が渦巻く“悪の魔窟”金沙村(ゴールドサンドシティ)を舞台に、
チベットの寺院から盗まれた秘宝シルバーパールをめぐる戦いが描かれる。主演・アクション監督をブルース・リャンが務め、倉田のほかマン・ホイ、ウォン・ワンシー、ハン・クォツァイが出演した。
製作・監督は「ドランク・モンキー/酔拳」などをプロデュースしたウー・スーユエン。初公開時のイメージを復刻したポスタービジュアルも到着した。

なお本作の上映時には第11回レイクシティ国際映画祭で最優秀短編映画賞を受賞した「夢物語」など、
倉田主演・製作総指揮による短編作品を同時上映。倉田が登壇する舞台挨拶も全国で行われる予定だ。

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