水原通訳に「俺も依存症だから良くわかる」 高知東生がプロセス代弁 「すごい的確」「なるほど」― スポニチ
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2024年03月26日 09:24

 俳優・高知東生(59)が26日、自身のX(旧ツイッター)を更新。ドジャース・大谷翔平投手(29)の通訳を務める水原一平氏(39)が球団から解雇された件を受け、自身の思いを述べた。

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 16年に覚せい剤取締法違反で有罪判決を受け、現在は薬物依存症などに苦しむ人々の更正を支援する活動を行っている高知は「俺も依存症者だから良く判るけど、ハマっている時は、嘘ばっかりついてるんだよな。なんとか依存し続けるため、人にバレないように隠れ、言い訳を考えアリバイを作る。やり続けるためには、必死に嘘を考える」と自身の経験を告白。「依存症と嘘は、肺炎と熱みたいにワンセットの症状なんだよな」と説明し、「最近やっと症状が改善してきた」と述べた。

 自身の経験をもとにした投稿には、「なるほど!」「“嘘の上塗り”の心の中のプロセスが良く理解できました」「大事な人に嘘をつかれ続けて傷つき、どうしてこんなに嘘をつくようになってしまったのか?とわけがわからなくなる。それが依存症という病気の症状の一つだと知り、救われる家族は多いと思います」「私は巻き込まれた家族だからよく分かります」「すごい的確です。まさにそうですね。依存症の方は、本当は優しいし、思いやりもある。でも、嘘をついてしまう。嘘に嘘を重ねて、自分が苦しくなってしまう」「高知さんの症状が改善してきたとのこと、それは本当に素晴らしいニュースですね。この改善が持続することを心から願っています」などとさまざまなコメントが寄せられた。