>仕事をするというのは、ああいう目にあうことなんですから。特にひどい目にあったわけじゃあなくてね、ああいうことを経験するのが仕事なんです

と言ってる宮崎本人は、若い頃から天才だったため、アニメ業界で酷い扱いを受けたこともないし、
アニメーターとしても最初から天才だったため、作画監督から原画を修正されまくるという扱いを受けたこともない。
本当に辛酸をなめたのは富野だよ。
安彦良和が最新のインタビュー本で告白してるけど、富野は毎週スタジオに来る自分より年下のおもちゃ会社の社員や、
テレビ局の社員や広告会社の社員に、いいように注文を付けられ駄目出しされて、若造に説教までされても、
拳を握って歯をくいしばって耐えて、一言も反論せずに全部受け入れていた。安彦はそんな富野の態度を見て「この人は大人だな」と感心したという。