3/2(土) 16:50配信 TBS NEWS DIG Powered by JNN

■プロ野球・オープン戦 中日 3ー6 ヤクルト(2日・バンテリンドームナゴヤ)

中日は本拠地でヤクルトとの試合に敗れ、オープン戦4試合目で3敗目を喫した。

先発の根尾昂(23)が4回1/3(91球)を投げ、6安打5失点と崩れ、試合を作れず。打線はランナーが出てもつながらず8回まで無得点。9回は細川成也(25)がバックスクリーン右への豪快3ランを放ち、OP戦3度目の完封負けは阻止したが、課題を残す結果となった。

根尾は試合前まで、対外試合では2試合7イニングで1失点と開幕ローテ入りをアピールしてきた。この日の初回は2番山田にフェンス直撃の二塁打を浴びると、自身の暴投を挟み、1死三塁から塩見の二ゴロ間で先制点を許してしまう。2回はサンタナ、オスナを空振り三振に仕留めるなど3者凡退。

打線はヤクルトの先発・小川を相手に序盤から得点を挙げられず。移籍後、本拠地で初めて「4番・一塁」で出場した中田翔(34)は2回の第1打席、初球でライトへ大きな打球を放つがアウト。だが第2打席でレフトへのヒットを放ち、OP戦で“移籍後初安打”をマークした。

3回の根尾は制球が乱れはじめ、先頭・中村に四球を与えると、長岡にライトオーバーの二塁打を浴びる。1死二・三塁のピンチで山田を迎えると、ストレートがすっぽ抜け2点目を献上。だがそこから立て直し、山田は空振り三振、続く塩見も見逃し三振で切り抜けた。

5回は先頭・長岡、西川に連打を許すと、山田のタイムリーを浴び、塩見を空振り三振に抑えたが、橋本侑樹(26)に交代。下唇を噛んで悔しそうな表情をみせベンチに戻った。

打線は8回まで無得点と沈黙。だが9回は山野に対し、先頭・三好大倫、代打・中島宏之が連打で出塁すると、後半中田から代わったビシエドは二飛も、続く細川がバックスクリーン右へ意地の3ランを放ち、意地の一発で完封負けは阻止した。

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