【スクープ】TBS『ラヴィット!』プロデューサーが「ブチギレ暴言」パワハラ疑惑で“懲罰”異動、過去には別番組で「女性ADにホテルで関係迫った」セクハラ報道も
2024/2/21

《日本でいちばん明るい朝番組》─。

 そう掲げるのは、TBS系で平日の朝に帯で生放送されている『ラヴィット!』。ところが、そんなキャッチフレーズとは真逆な、“真っ暗”な事態が裏で起こっていた。

「'21年3月に放送が開始された、お笑いコンビ『麒麟』の川島明さんとTBSの田村真子アナウンサーが司会を務める朝の情報バラエティー番組です。開始当初は視聴率で苦戦しましたが、ニュースやワイドショー要素がいっさいなく、バラエティーに振り切ったスタイルが注目されるように。放送後にX(旧ツイッター)でトレンド入りすることも珍しくありません」(テレビ誌ライター、以下同)

 話題になるにつれ、さまざまな“派生”も生まれている。

「'22年と'23年には年末特番の『ゴールデンラヴィット!』として約3時間の生放送が行われました。東京や大阪には『ラヴィット!カフェ』が期間限定でオープン。ほかにも数々のイベントが行われるほどの人気ぶりです」

「素人か!」「辞めちまえ」いきすぎた指導

 そんな番組で何が起こったというのか。TBS関係者が声を潜めて話す。

「昨年12月、プロデューサーの1人であるA氏からパワハラを受けたと、部下のスタッフが会社に訴えたんです。A氏はその後、現場に来ることなく、異動となったことが1月にスタッフ全員に通達されました。理由までは発表されていませんが、例年、このタイミングでの異動はないので、パワハラが関係しているのは明らかですね」

 日本一明るい朝番組の陰で行われていたパワハラとは、いったいどんな内容なのか。

「A氏は多くの人がいる会議中、気に食わないことがあると“つまらない”“素人か!”と公開説教。“辞めちまえ”といったニュアンスのことを言われた人もいました。会議以外でもA氏は常日頃、部下に対して厳しく当たっていました。叱責をするときは、決まって電話で行われたようです。LINEなどではパワハラの証拠として文章が残ってしまいますからね。こうした“暴言”を受けたスタッフの中には、体調を崩した人もいると聞いています」(TBS関係者、以下同)

 いきすぎた指導が積み重なった昨年12月。ついに部下が耐えられなくなる出来事が─。

告発の決め手になった“ブチギレ事件”

「12月15日の放送回で、金曜レギュラーでタレントの近藤千尋さんが誕生日ということで、お祝いの企画が決まりました。当日の生放送では、EXITの兼近大樹さんとTBSアナウンサーの南波雅俊さんがB'zの『Happy Birthday』を熱唱すると、近藤さんは号泣。レギュラーメンバーのほか、シーズンレギュラーの乃木坂46の弓木奈於さんやゲストとしてオードリーの春日俊彰さんらも出演して、かなり盛り上がったのですが……」

 この放送に向けた会議でもA氏による問題の言動があったという。

「この回の台本を、あるディレクターが作成。12月5日にA氏やディレクター数人のほか、ADや演出担当が参加した打ち合わせが行われました。ところが、A氏はそのディレクターが持ってきた誕生日お祝い企画の演出に不満があったようでブチギレ。でも、どこが悪いのか具体的な指摘がないまま、“おまえら全員、外に出ろ!”とディレクターたちに対して会議室の外に出るように怒鳴ったといいます。A氏本人は“気分が悪いから帰る”と言って、そのまま会議を抜けてしまいました。結局、A氏抜きでディレクターを中心に台本を書き直して、放送に間に合わせたようです」

 この会議での出来事が決め手となり、A氏をパワハラで訴えるスタッフが出てきたという。その後はというと……、

「この放送後、A氏は当初から予定していた長期休暇に。年内には休みが終わり、戻ってくる予定でしたが、休暇明けに会社から呼び出されて事情聴取。しばらくして異動が発表されました。番組のプロデューサーがいきなり異動になるという事態で、さぞや現場はバタついているかと思いきや“影響はない”“むしろみんなのびのび仕事ができる”と話すスタッフもいて、職場の環境は改善されたようです」

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https://www.jprime.jp/articles/-/30933?display=b