KAT―TUNの亀梨和也(37)が、WOWOWの「連続ドラマW 東野圭吾『ゲームの名は誘拐』」(6月放送・配信スタート)に主演することが20日、分かった。

 2002年に刊行された東野圭吾氏の同名小説が原作。広告代理店の敏腕プランナーが大型プロジェクトから突如降板させられたことを機に、自分を引きずり下ろした大企業の副社長に一矢報いるため、その娘と共謀して狂言誘拐を企てたことから展開されるミステリーだ。03年に藤木直人(51)主演で映画化され、20年には本作を原案としたドラマが中国で制作されるなど東野作品の中でも長年にわたり世界中のファンを魅了してきた。

 主人公の敏腕プランナーを演じる亀梨は「この作品のスケール感、先の読めない展開、心理戦。これをどのような形で映像化していくことができるのか正直プレッシャーもありました」と明かしつつ、「スタッフの皆さんと一丸となって撮影を終えることができました。まだ僕自身は完成した作品を見ていないのですが、登場する個性的なキャラクターの魅力やエンターテインメント性あふれるミステリーにぜひ夢中になっていただけたら」と語りかけた。

 自身のYouTubeチャンネル開設や、ソロイベントの開催など、新たな挑戦を仕掛ける中で本作の撮影が行われ、「少し覚醒しているような感覚の中で、この作品の時間を過ごさせてもらっていた」と振り返り、「スタッフの皆さんと共に作り上げているという充実した実感の中で、細かな部分も諦めずに撮影できた。出来上がりが非常に楽しみ」とコメントを寄せた。
報知新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/9b372ed4af5f00f2bbb427790fe9391aece2cb8a
https://pbs.twimg.com/media/GGxONf1bEAA4RJH.jpg