02月20日 20時11分

アニメやゲームをテーマとした徳島市中心部で開かれている「マチ★アソビ」について徳島県などの実行委員会がことしの春の開催は難しいと判断していることについて、
後藤田知事は「ファンや民間事業者が今までの経験を生かしてこの春もやってほしい」と述べ、民間主導でイベントを続けてほしいという考えを示しました。

徳島市の「マチ★アソビ」はアニメの声優によるライブやコスプレなどを楽しむことができるイベントで、徳島県などの実行委員会が2009年から春と秋に開いています。

実行委員会によりますと来年度からは、随意契約ではなく入札で業者を募ることを決めたことからことしの春については手続きが間に合わない可能性が高くなったとして開催は難しいと判断しています。

これについて後藤田知事は20日、記者団に対して、「公共施設を貸すのでファンや民間事業者が今までの経験を生かしてこの春もやっていただきたい。適正な公平な支援はしていきたい」と述べ、民間主導でイベントを続けてほしいという考えを示しました。

一方、県は、県議会の2月定例会に
▽アニメイベントを核とした県都のにぎわいづくりや
▽それを県下全域に広げるイベントなどの事業費として9000万円を計上していて、可決されれば具体的な支援内容などの検討を始めるということです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20240220/8020019676.html