J2のヴァンフォーレ甲府は現地2月15日、アジア・チャンピオンズリーグのラウンド16第1レグで韓国の蔚山現代と敵地で対戦した。

 組織的かつアグレッシブな守備をベースに堅実に戦う甲府は12分、好機を演出。左サイドからの攻撃でファビアン・ゴンザレスがGKと1対1を迎えるも、韓国代表チョ・ヒョヌの好守に阻まれる。

 19分にはロングパスを通されてオム・ウォンサンに決定的なシュートを打たれるも、これはクロスバーに救われる。

 甲府はポゼッションで下回り、守勢に回る時間が長いなかで、37分に失点。左サイドからのクロスをGK河田晃兵が弾くも、こぼれ球をチョ・ミンギュにヘッドで押し込まれる。

 さらに43分、神谷凱士がボックス内でキム・ミヌを倒してしまい、PKを献上。これをチョ・ミンギュに決められてしまう。試合は蔚山の2点リードで折り返す。

 迎えた後半、まずは1点を返したい甲府が攻勢を強める。だが61分、敵陣でボールを失ってカウンターをくらい、ソル・ヨンウにネットを揺らされる。

 その後も甲府は懸命に反撃も、思うように蔚山の守備網を繰り崩せない。81分には途中出場のピーター・ウタカが至近距離から狙ったが、シュートはポストを叩く。87分にウタカがヘディングシュートを叩き込むも、オフサイドで得点は認められず。

 最後まで1点が遠く、0−3で完敗を喫した甲府。ホームで迎える第2レグは2月21日に国立競技場で行なわれる。

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