中日スポーツ
2024年2月11日 21時52分
https://www.chunichi.co.jp/article/852283

 東京六大学野球の明大に入学する甲子園V腕コンビが11日、東京都府中市の野球部島岡寮で、大学生活でも日本一に貢献することを誓った。一昨年夏、東北勢として初優勝した仙台育英の151キロ右腕、湯田統真投手は「主要大会はすべて優勝したい。取りたいタイトルは最優秀防御率」と意気込み、昨年センバツV右腕の山梨学院の林謙吾投手は「優勝に貢献できる勝てる投手が一番。最多勝を取れる投手になりたい」と力を込めた。

 1月末にそろって入寮し練習に合流。林は、一緒に自主練習することも多い湯田を「ピッチャーとしてすごい。野球に取り組む姿勢もいい」とリスペクト。湯田は「自分は練習が好きなタイプだと思っているが、林は自分よりも練習が好き」と笑った。理想の投手とするのはともに、米レンジャーズのサイ・ヤング賞右腕のデグローム。将来のエースへ、切磋琢磨(せっさたくま)していく。