徳島新聞
https://www.topics.or.jp/articles/-/1030242
2024/02/07 13:00

 2016年に覚醒剤取締法違反罪で有罪判決を受け、自らの経験を基に薬物依存症問題の啓発活動を続けている俳優高知東生(たかち・のぼる)さん(59)が、セミナー出席のため来県したのに合わせ、徳島新聞の取材に応じた。高知さんは「今までの取り繕ってきた人生と決別するため、正直に語りたい」として自らの生い立ちに言及し、「生まれは徳島で、実の父親は徳島の暴力団関係者」と明かした。さらに高知さんは、当事者として薬物の正しい知識を伝える活動を今後も続けていく考えを強調し「他の依存症の方の支援に死ぬまで関わる」と決意を語った。